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後半書き終わりました!!!
はい・・・・

時間かかりました・・・・

お待たせしました・・・・



続きどうぞです・・・・



。・゜゜ '゜(*/□\*) '゜゜゜・。 ウワァーン!!


















「今野くん・・・・帰らなくていいの」
「・・・・・・・・・・・」
「なんで?」
彼女は未だに俺の事を『コンノくん』と呼ぶ
「だってこれでもう3日間も・・・・・」
「帰って欲しいわけ?」
そう言うと俺は彼女の言葉も待たずに彼女を抱き寄せた
「あ・・・・・・・・」
「帰るなって言えよ」
「もう・・・今野くんったら」

ねじ伏せられているようでいて
やわらかく開いて受けいれる


でも彼女は帰るなとは一言も言わなかった・・・・


「今野くんはやく! 自販機が終わっちゃう」
「へいへい、いくらでも持ちますよ」
2人で近くの自販機に向かう
「ビールビール♪」
彼女の横顔はすごく楽しそうだった
この時間がいつまでも続けばいいと
心から思った
帰り道、彼女の細くて白い腕がそっと俺の腕の間に
彼女の体温を感じながら
そのまま・・・ただ手をつなぎ歩く
こんなことがこんなにも
心こそばゆく。。。。せつない。。。。


「えっへっへっへ、見ィ~た~ぞぉ~~!!」
「え!!」
今日は俺と彼女と俺の友人のバイトの時間が重なる日だった
「手なんか繋いじゃって、カワイイじゃねーか」
そんな時、彼女が店の奥から戻ってくる
俺は顔が真っ赤になって言葉も出ず
ただ、照れて笑うことしか出来なかった
「あ・・・あはははははは・・・・・」
「お、涼子さんおかえり~」
「はい、ただいま」
ニッコリ笑って彼女は答えた
「おい今野、てめ~コノヤローどこの誰だよ!?」
「ははは・・・・」(・・・・・・ん?・・・・)
「今度俺にも紹介しろよ!!」
(あれ?)
「ああ、もう時間だから俺そろそろあがるわ」
「2人ともおつかれ~」
俺は心底ホッとした
「はい、おつかれさま」
「おぅ、おつかれ」
「今野、絶対紹介しろよ!!」
「あはは・・・・」
そういい残すとさっさと仕事場を後にして
嬉しそうに帰っていった


張本人が目の前にいたにも関わらず
友人には(なぜか)バレもせず・・・・・


「それはそうだよ、今野くん達くらいの年頃だと・・・」
彼女は苦笑いを浮かべながら話し始めた
「私みたいなオバサンは一人一人の見分けなんてつかないのよ」
「そっ・・・・」
俺はすごい必死な顔をしていたんだろうな
「そんなこと・・・・」
「あ、いらっしゃいませー♪」
まだ言い切らないうちに彼女が言葉を遮った
「おまえは・・・・オバサンなんかじゃ・・・・・ブツブツ」
ムキになる自分に赤面する
そこには、こないだの妊婦さんが手を振っていた


「えーっ!?店長の奥さんなんですかぁー!!」
「なのだよ」
店長は照れて少し赤くなっていた
「すごーい!予定日はいつ!?」
彼女はすごく嬉しそうだった
それは今まで見た事がないくらいホントに嬉しそうで
「さわらせて~♪」
「いいですよ」
奥さんはニッコリ笑って快く了承した
「あ♪けっこうカタい~、ホントに風船みたい~♪」



ハッ!?



もしかして・・・・・



あいつ・・・




「え?」
「いや・・・だからさ俺・・・・ぜんぜん・・・やってなかったわけで・・・」
(なんて事だ・・・全然気付かないなんて・・・・)
「その・・・・避妊とか・・・・」
1人であせっている俺に対し、彼女は平然としていた
「── ああ」
そしてニッコリ笑いながら話し始めた
「私──、子供出来ない体だから」
(え・・・・・)
「だからね・・・そういう事は心配しなくていいのよ」
(・・・・・・・・・・)
俺は何も言えず、ただ立ち尽くしていた
自分の感情ばかり優先させて
彼女の事なんて何一つ気にしていなかった
「・・・えーっとね・・・・・」
彼女はそんな俺を気遣うように
でも、その顔からは笑顔が消えていた
「1度だけ・・・本当は1度だけできた事があるの
 結婚できない相手だったけど、どうしても産みたくて
 それで・・・・・2人で逃げようかって・・・・・・・・・」


『かけおち』・・・・・・


「あ・・・」
「でも結局、その前に流産しちゃって
 今さらどうして逃げるんだろう、
 何のために待ってるんだろうって・・・・
 ・・・・思いながらずっと─── 」
また前を向いていつもの彼女らしくニッコリと笑顔を浮かべた
「だからね!こんなふうになって
 かえって良かったんじゃないかなぁ!!」
(こんなときなんていったら言いんだろう・・・・)
「あ、いらっしゃいませー・・・・・」



俺は・・・


「あ・・・」
「マルボロのメンソールを」
「あ・・・はい」


俺はこのとき気付かなかった


チャリチャリーン
彼女の手から小銭がこぼれ落ち、かん高い音が響いた
「あーあ~~!!まぁたやった!」
「あ・・・」
「いーよ、俺拾うからレジやってな」


彼女の様子が


「740円のお返しです・・・」


変わったことに───


お釣りを渡そうとする彼女の横から
拾ったお金をレジに戻そうと・・・


パタッ パタッ パタッ


彼女の白い手の甲に大粒の水滴が滴り落ちていた
(え・・・・雨・・・・?)

















顔を上げると彼女の目からは

とめどなく涙が溢れ

それは止むことないように感じるほど

彼女は涙を流し続けていた

俺の知らない

どこか遠くを見ながら
















何が起こったのか



「いらしゃいませー」



しばらくは理解できなかった



「お弁当温めますか?」









何が────・・・・








































『確かに誰かを待っていた』






































(はっ!!  まさか・・・・・

     まさか今ここに居たのは・・・・)









俺は店の外の人ごみに向かって走った
「今野くん?!」
















『誰でもよかったんじゃないか』って



彼女の事を思ってた時もあった



「ハァハァ・・・・」
(くそっ、どいつだ!? ぜんぜん・・・・)



でも・・・・・



「ハァハァハァ・・・・・」
(ぜんぜん分からな───)



誰でも良かったのは俺で



彼女じゃなきゃならないのも俺で・・・・














俺だけで・・・・・










































「こんちくしょーーーーッッ!!」











































「待ってただなんて・・・・
 そんなのちがう
 ちがうの
 ただ──
 ただ彼が変わらず元気そうで・・・・・」
彼女は下を向いてずっと顔をあげなかった
「うれしかった・・・・それだけなの・・・・・」





その後・・・・

「おーい、今野ーーーーーっ」
「んー?」
2学期が始まって俺の短期のバイト期間は終った
「コンビニ寄らん?アイス食ってこーぜ!」
「んー・・・」
そこにはあのコンビニがあった
「いや・・・俺はいーわ」
「あ~~~!?」
「もうアイスって季節でもないし」
「俺は冬でも食うぞー! アイスーっ!!」

あのアパートにも行っていない
情けない事に
行く勇気がない・・・・







今でもよく夢を見る

夢の中で彼女は

『コンノくん!!
 会いたかった
 会いたかった』
彼女はあの優しい笑顔にうっすら涙を浮かべながら
俺の目の前に現れる・・・
『会いたかったの』
『涼子・・・・・』
(俺もだ)
『涼子』
(会いたくて会いたくて)
『おまえその腹・・・』
彼女の下腹部は大きく膨らんでいる
『もしかして・・・・・俺の・・・・?』
彼女はニッコリ俺に微笑みかける


『やぁだ!ちがうよォ
 
 これはねぇ──・・・・・

 これはねぇ ふうせん!

 ふうせんなの!

 ふわふわと
 
 もうすぐ飛ぶのよ』
















お・わ・り orz
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【2005/10/16 01:00 】
| 未分類 | コメント(6) | トラックバック(0) |
<<バトン来ました(´・ω・`) | ホーム | ケーキ食べ放題いってきたよ♪>>
コメント
゚+.(ノ。・ω・)ノ*.オオォォ☆゚・:*☆
続きキタ――o(・∀・`o)(o`・∀・´o)(o´・∀・)o キタ――♪
良かったょーヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪
次作が気になるねぇ|∀・`*)ニヤニヤ(ぁ
【2005/10/16 21:34】
| URL | キリリ #-[ 編集] |
ふふふふふ・・・、僕も読ませてもらいましたよw
音楽の効果もあってか、やけに心にしみました・・・。
いい小説なんじゃないですか?次回作にも期待します♪
次回作・・・きっと書いてくれますよね???www
【2005/10/17 22:51】
| URL | 迅 #MuPSZuVc[ 編集] |
次ぎは・・・・・・

┃EXIT┃ヾ( ̄□ ̄;)ノ⌒⌒
【2005/10/17 22:56】
| URL | kazka #-[ 編集] |
いい小説じゃん^-^
俺には書けない(・ε・)

リンクつなげておくぜー^-^
【2005/10/18 07:18】
| URL | YoMA=OWaRi #-[ 編集] |

道ですれ違うたーーーくさんの人。
もう二度と会うこともないであろう人たち。

それぞれがささいなドラマを抱えて
今日も歩いてる・・

どこにでもあるような街角でおきる「ちっさな」ドラマ・・

そんな感じの優しく切ない良質の短編集が
できそだね♪

楽しみじゃw (っとプレシャかけてみる(-_☆)キラリ
【2005/10/20 16:15】
| URL | ルン #dcuGVoPk[ 編集] |
カキコありがとう^^

それと、もう書けません!!!

≧(´▽`)≦アハハハ

il||li _| ̄|○ il||li
【2005/10/20 18:32】
| URL | kazka #-[ 編集] |
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